地域の安全で安心な生活へ士気の高揚

 

 

1月17日、消防出初式が開催されました。出初式は毎年、年頭に消防団員や消防署員が「自らの地域は自ら守る」という郷土愛護の精神の確立と、士気の高揚により、住民一体となった安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するために開催されているもの。今年も市内の全17消防分団の団員に加え婦人防火クラブ、消防署員、航空自衛隊第3航空団基地業務群施設隊消防小隊や米空軍第35戦闘航空団施設中隊消防小隊の総勢360名が参加し、総合体育館周辺で観閲、分列行進を行いました。
 整然と並んだ団員らの服装点検、消防・救急車両あわせて27台の車両の機械器具点検を種市市長らが観閲するとともに、続いて行われた分列行進では、団員らが沿道に詰めかけた市民の皆さんに雄気堂々とした姿を披露しました。
 この後、公会堂小ホールで行われた式典では、はじめに殉職消防隊員に黙とうを捧げた後、種市市長から感謝状を、退職消防団員の26人を代表して、元三沢市消防団団長の山本正文氏へ贈りました。また、畑中直人消防団長からは、勤続5年以上で功績が顕著な団員に贈られる消防団長表彰を、表彰を受けた11人を代表して第3分団団員の種市洋氏に贈りました。
 種市市長、葛西順一消防長からの激励の言葉に続き、畑中団長の訓示を受けた団員らの表情は真剣そのもの。その表情からは、今後の活動に気を引き締めて臨む団員らの決意を見ることができました。
 また、相馬勝治三沢警察署長からは、激励の言葉とともに万歳三唱の発声がなされ、参加者からは大きな声があがっていました。