遺跡を掘るということ

 

 

 総合社会福祉センターで『第1回三沢市文化財講座』が開催され、50人を超える参加者が詰め掛けました。
 今回が初の開催となる同講座では、市担当者から「遺跡とは何か」「なぜ発掘調査をするのか」など、発掘現場などの写真を織り交ぜながら分かりやすく解説されました。
 平成25年度から発掘調査が進められてきた「野口貝塚」では、昨年夏に北東北以北で最も古い世代の貝層が発見されたことが話題となっており、市では来年度はさらに調査を進めるとともに、遺跡調査の現地見学会も開催予定。今後市民の理解・関心を深め、国の史跡指定を目指しています。
 会場には老若男女が集い、担当者の話に熱心に耳を傾けるとともに、講座終了後も会場内に展示された写真や出土品を見ながら縄文時代に思いをはせていました。