仏沼の環境保全ボランティア活動

  集合写真

 写真 開会式

5月21日、仏沼で第10回仏沼クリーン作戦が行われました。

この活動は、NPO法人おおせっからんどが仏沼の環境を保全するために行っているもので、10回目となる今回の活動には、市民ボランティアのほか、米海軍環境ボランティア、三井住友火災海上ラムサールサポーターズ、八戸市でデビューしたアイドルユニット「アースガールズ」、三沢高校の自然科学部・ボランティア部の生徒ら100人を超える参加者が集まりました。

参加者は谷地頭郵便局前に集合した後、小川原湖畔の水辺広場へ移動し、清掃活動に従事。また、参加者のうち三沢高校自然科学部の生徒8人は、仏沼の外来種「オオハンゴンソウ」の駆除を行いました。

オオハンゴンソウは特定外来生物に指定されているキク科の植物。繁殖力が非常に強いだけでなく、他の植物を枯らす力も強いため、繁殖が進むと在来種の生態系に深刻な影響を与えます。NPO法人おおせっからんどの津曲隆信氏は「オオハンゴンソウは風や水の流れに乗って繁殖が広がっていく。仏沼で一部でも繁殖が進みつつあり、地道に駆除していく必要がある」と語りました。

三沢高校自然科学部の生徒は、固い土やオオハンゴンソウの太い根に苦戦しながら駆除活動を実施。根を掘り起し、繁殖が広がらないよう慎重に袋に入れていました。

 水辺公園清掃
 写真 オオハンゴンソウ駆除