市内小学校で「あすチャレ!スクール」が開催されました
パラスポーツ体験型授業
6月27日から6月30日にかけて、日本財団パラリンピックサポートセンターが主催する「あすチャレ!スクール」が市内全小学校および基地内ユースセンターで開催されました。 「あすチャレ!スクール」は、子どもたちがパラスポーツ(障がい者スポーツ)やパラアスリートに直に触れ、パラスポーツの魅力や障がいへの気づき・理解を得られるようにと、今年度から全国を巡回し実施されているもの。講師を務めるのは、シドニーパラリンピック男子車いすバスケットボール日本代表でキャプテンを務めた根木慎志氏です。 講演では、根木氏が車椅子を巧みに操りながらバスケットボールを実演。その後、実際に生徒たちが車椅子バスケットボールを体験しました。初めて乗る車椅子に戸惑いながらも生徒たちは懸命にゴールを狙い、シュートが決まると割れんばかりの歓声が上がるなど、白熱した試合が展開されました。 根木氏は「車椅子に乗っていたり目が見えなかったりすることが障がいなのではなく、障がいは社会が作り出すものであり、人々の協力や工夫で取り除くことができること。何かに一生懸命取り組むことや楽しむことの素晴らしさ。そういったことを、パラスポーツを通じて伝えたい」と生徒に熱く語りかけていました。 「あすチャレ!スクール」は、2020年の東京パラリンピック競技大会に向けて、今年は100校を目標に今後も実施していくとのことです。 |
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