市内店舗に寺山修司の世界が!

 

 

 

 

8月19日、中央町3丁目で寺山修司の創作を商店街の店舗に展示する、本年から開始される『テラヤマ ロード』のオープニングセレモニーが行われました。

没後、さらなる注目を集めている寺山修司の創作。この膨大な創作の一部を市内33の商店に展示し、通りにはロゴが記されたフラッグが掲げられるこの企画は、7月29日にプレオープン、そしてこの日グランドオープンとして本格的な展示がなされました。

オープニングセレモニーでは、竹林商工会長が「テラヤマ ロードを一つの機会として商店街を盛り上げていきましょう!」と力強く挨拶。その後、原宿kawaiiカルチャーの第一人者・増田セバスチャン氏の国内で初となる寺山修司のスカルプチャー作品「Colorful Rebellion -The era of glitter-」(直訳:「色彩の反逆-きらめきの時代-」)をお披露目。近年、空き店舗が増えた商店街に、もう一度輝く時代を、と願いを込めました。

19歳のとき、運命的に出会った寺山修司著『書を捨てよ、町へ出よう』が自身の創作の出発点と語る増田氏は「寺山ゆかりの地である三沢に、自分の作品を飾れることは縁を感じるとともに、光栄」と喜びを噛みしめました。

増田氏は、作品の紹介を行うとともに、駆け付けた関係者や市民との記念撮影に快く応じていました。

今後、「テラヤマ ロード」は、9月中に造形作家シミージーの木工オブジェを制作、その後ガイドマップが発行される予定。仮のガイドマップは、寺山修司記念館のホームページでダウンロードできます。

さぁ『書を捨てよ町へ出よう』!!!

 

仮マップはこちらから

寺山修司記念館ウェブサイト