『おらどの家』で昔を懐かしむ

 写真 おらどの家

 写真 おらどの家

10月27日、東岡三沢寺子屋が六川目地区の『おらどの家』を見学しました。

寺子屋とは、介護予防活動の一環として健康づくりや交流活動を行っている団体で、市内各地で40団体が設立されています。今回、東岡三沢地区の寺子屋に参加する16人が今回訪れた『おらどの家』は、家主の一戸実氏がかつて実際に住んでいた古民家で、現在は同氏が所有する貴重な古い民具や衣装などを多数展示しており、毎年小学生が社会科の授業の一環で訪れる場ともなっています。

一戸氏は「最近起こったことは忘れがちでも、昔の体験や思い出はふとよみがえるもの。今日は昔の道具に触れ、懐かしんでください」とあいさつ。参加者は家のつくりや設備、展示されている昔の道具を見ながら、「懐かしいものばかり」と目を細め、昔の生活に思いを馳せていました。また、一戸氏が何度も修繕された足袋を出し、「昔はモノが壊れると、何度も直して大切に使いました」と紹介すると、参加者は「昔は生活の知恵があふれていた」と思い出話に花を咲かせていました。

 

 写真 おらどの家
 写真 おらどの家