避難所を少しでも快適にするために、段ボールを活用

調印式

 調印式

12月21日、王子コンテナー株式会社青森工場と災害時における物資の供給に関する協定の調印式が催されました。

同工場は市内に立地し、段ボールシートの生産や段ボール箱の組み立てを行っている事業所。今回締結された協定は、災害発生時に市からの要請により、同工場から災害時用段ボールベッド、パーテーションなどの製品を供給してもらうことで、避難所生活におけるプライバシーの確保など環境改善を図るものです。

王子コンテナー株式会社では、東日本大震災の発生を機に「災害時に自社にできることはないか」を考えたところ、自社が生産する段ボールを避難所でのパーテーションやベッドの資材として供給することを企画。これまで36市町村と災害時の物資供給に関する協定を締結してきました。

協定書への署名にあたり種市市長は「避難所生活のストレスにより体調を崩す方が多くいるということを聞き、避難所生活の環境改善が重要と考えていました。今回の協定は、その対策として非常に有効であると期待しています。今後とも市の災害対策にご協力ください」とあいさつ。これを受け王子コンテナー株式会社青森工場の山崎忠章工場長は「市民の方が避難所生活を余儀なくされた際、迅速に物資を供給することで、少しでも快適に生活できる一助になれればと考えています」と応えました。

 調印式
 資料