三沢と沖縄、異なる気候・風土・生活習慣を体験し育む友情

 三沢沖縄児童交歓事業

三沢沖縄児童交歓事業 

2月9日、公益財団法人三沢青年会議所と一般社団法人沖縄青年会議所が主催する第20回三沢・沖縄児童交歓事業での沖縄児童の歓迎式が三沢市商工会館で開催されました。

この事業は、1971年より友好関係にある三沢と沖縄の両青年会議所が、次世代を担う子供たちに国内でも気候・風土・生活環境が大きく異なる地域での生活を体験してもらおうと実施しているもの。三沢と沖縄の小学5・6年生の児童がホームステイをし、友好を育みます。

 昨年7月には三沢から児童10人が沖縄を訪問し、マリンスポーツやキャンプなどを体験。今回、沖縄から児童10人が雪国での生活を体験しに三沢を訪れました。5日間の滞在期間中、スキーなど雪国ならではの遊びの体験する予定となっています。

歓迎式では、三沢青年会議所で昨年理事長を務めた長谷川覚仙氏が「今回のテーマは”親友”。4泊5日の滞在の中で離れても心がつながっている親友になってください」と、沖縄青年会議所の新垣安達理事長は「初めて飛行機に乗った子や雪を見た子もおり、児童一同はとても興奮しています。とても密な4泊5日を楽しみましょう」と応えました。

その後、三沢児童と沖縄児童がお互いに記念品を交換。三沢からはグレーのパーカーが、沖縄からはオレンジのニット帽が贈られました。三沢児童団長の村本大翔君が「久しぶりの再会がとてもうれしいです。今回は、青森の真っ白な雪やおいしい食べ物を楽しんでください」と再会を喜ぶと、沖縄児童団長の石嶺杏佳さんが「青森に来て初めて雪を見ました。スキー体験などが今から楽しみです」と期待に胸を膨らませていました。

 三沢沖縄児童交歓事業
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