三沢基地周辺の民生安定を願う陳情

 

 

6月26日、三沢基地周辺町内連合会が市役所を訪問し、種市市長および小比類巻議長へ陳情書を手渡しました。

三沢基地周辺町内連合会は、市民の手により基地周辺の騒音防止や被害補償、生活環境保全を推進しようと、基地周辺の町内会により組織された団体。現在は52町内会により組織されています。

冒頭、同会の黒田進二会長が、騒音や危険を増幅する基地機能強化への反対、夜間・早朝の訓練の禁止、騒音被害住民の不公平感の解消、航空機の事故防止のための点検・教育の徹底、隊員の不祥事を防止するための綱紀粛正など8項目から成る陳情書を種市市長に手渡しました。これを受け種市市長は「基地に起因する諸問題については、機会のあるごとに国や関係機関に改善を要望してきました。本日の要望を受け、問題・課題がまだまだあることを改めて認識しています。市民の皆さまの、国防に対する不安・不公平感が増すことのないよう努めます」と応えました。

その後、小比類巻議長へも陳情書を手渡した黒田会長。これを受け小比類巻議長は「市議会では基地対策特別委員会により問題の調査・研究をしているほか、市と共に関係機関へ問題の解決を強く要望しているところです。今後とも、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします」と応えました。