明るい長寿社会のため、地域活動を推進するリーダーを育成

 

 

 

7月11日、総合社会福祉センターにおいて平成29年度青森県老連健康福祉大学校の入学式が開催されました。
健康福祉大学校は、明るい長寿社会を実現するため、健康づくりをはじめとした地域活動を推進するリーダーを養成することを目的に、青森県老人クラブ連合会が主催しているもの。三沢市老人クラブ連合会の共催のもと初めて市内で開校され、市内在住で60歳以上の53人が入学しました。12月まで講義と実技を通し、健康に関するさまざまなことを学びます。

開校にあたり、入学生に学生証を交付した同校の松﨑徹学長が「みなさんの若さと熱意に心から敬意を表します。ここでしっかりと学んだことを実践していただき、地域のリーダーとしてご活躍されることを期待しています」と激励しました。
その後の講義では、元青森明の星短期大学非常勤講師の加賀谷幸子氏が高齢期に必要な健康づくりのあり方ついて説明。心身の老化の進行を遅らせることに効果のある数種類の健康体操を皆で実践するとともに、運動や食事など自身の健康に気遣って行った小さなことの積み重ねが老化防止や介護予防に必要であることを学びました。
数年前に他市で開校された福祉大学校を修了したという女性は「前に受けた講義がとても勉強になったのでまた入学しました。私は80歳を超えていますが、若い方たちと一緒にたくさんのことを学びたいです」と意気込みを語りました。