オリンピック金メダリストから子どもたちへのエール

 

 

 

7月19日、上久保小学校でオリンピック・パラリンピック教育事業が行われました。

東京2020オリンピック・パラリンピックという貴重な機会を、人材育成や地域活性化につなげようと、さまざまな事業を展開している三沢市。その一環として行われた今回の授業には、5年生・6年生が参加しました。
講師として招かれたのは、スキー競技『ノルディック複合』の選手として活躍し、アルベールビル冬季オリンピックの金メダリスト三ケ田礼一氏、そしてアルベールビル・リレハンメル両冬季オリンピックの金メダリスト荻原健司氏です。
両氏は授業で、ノルディック混合がどのような競技かを紹介した後、鬼ごっことボール渡しリレーを通して児童たちと交流を深めました。また、本物のオリンピック金メダルを見せるというサプライズもあり、子どもたちは貴重な体験に目を輝かせていました。
その後、児童たちからの質問に答えた両氏。「金メダリストにはどうすればなれますか?」「小学生の時にやっていてよかったことはなんですか?」と質問されると「好きなことを見つけ、自分に厳しい強い心であきらめずに頑張ることが大切です」「スキーだけでなく色々なスポーツに一生懸命取り組んだ経験が、その後スキーをしていく上で大きな力になりました」と、自らの経験を基に語りかけていました。
未来ある子どもたちに「好きなことを見つけ、夢や目標に向かってあきらめずに頑張ってください」とエールを贈った三ケ田氏、荻原氏。子どもたちとって、これから自分なりの目標を見つけ打ち込んでいく上で大きな力となることでしょう。
オリンピック・パラリンピック教育事業は、今後も市内小中学校で開催される予定です。