味覚を育む大切さを児童へ伝えたい

 

10月27日、古間木小学校の5・6年生を対象に『味覚の授業』が開かれました。

これは、食文化の乱れが深刻化していた1990年フランス・パリのシェフらが子供たちへ伝統的な食文化を伝えようと、『味覚の1日』と題した食育運動を展開したことが契機となり、フランス全土、そして日本にも広まった食育の授業です。

授業は、市内在住の食育インストラクター伏見憲子さんを講師に招いて行われ、児童は鼻をつまんで食材を食べると味覚にも影響が生じ、味を鮮明に感じられなくなることなどを実際に体験。五感を働かせて味わうことの大切さや食事の楽しさを教わりました。

そして最後には手まり寿司を作る調理実習が行われ、児童は自分が作った寿司を早速五感を働かせながら食し、舌鼓を打っていました。