2月14日、三沢基地内において三沢市と三沢基地米軍との連絡協議会が開催されました。

この協議会は、三沢市と米軍がお互いの課題を話し合うとともに意思の疎通を図るため、年に1度、市内と基地内で交互に開催しているもの。三沢市からは種市市長や米田副市長に加え関係部課長らが、米軍側からは第35戦闘航空団司令官兼米軍三沢基地司令官のスコット ジョーブ大佐をはじめ幹部隊員らが、さらに青森県や三沢警察署、第3航空団、三沢防衛事務所など国内の関係機関が参加しました。
会議では、三沢市から「三沢基地内大学県民就学事業への支援継続」、「イングリッシュキャンプへの協力継続」そして「米軍引き込み線用地の一部を利用する下水道整備に関する協力の依頼」という3つの案件を提示。ジョーブ大佐はそれぞれについて、お互いに意思の疎通を図りながら支援をしていきたいと回答しました。
会議の終了にあたり、種市市長は市からの要請について前向きな回答を得られたことに感謝するとともに「これからもこの協議会を継続し、お互いの課題を整理しながら良好な関係を維持したいと思います」とあいさつ。これを受けジョーブ大佐は「このように意見を交換したり、意思疎通を図っていくことは日米の関係向上に非常に重要です」と述べ、「引き続き、信頼と尊敬の念を基に、地域発展のため真摯に努力を継続していきます」と応えました。