4月7日、寺山修司記念館において、寺山修司没後35周年の特別企画展として『竹宮惠子 カレイドスコープ-50th Anniversary-』が始まりました。
竹宮惠子氏は、生前の寺山修司と親密な交流があった少女漫画家。代表作には『風と木の詩』『地球へ』などがあります。今回の企画展は、福岡県北九州市の『北九州市漫画ミュージアム』から始まった全国巡回展で、東北地方では寺山修司記念館が唯一の開催地となります。
企画展には、肉筆の原画111点をはじめ、原画を精巧に複製し、色調整を施した『原画´(ダッシュ)』119点など約260点が展示されています。寺山修司記念館の笹目浩之副館長は「原画も多数展示され、見応えのある企画展となりました。寺山修司没後35周年となる今年は、これからもさまざまな企画を計画しています」と意気込みを語りました。
この企画展は、7月29日(日)まで開催されます。