7月5日、三沢小学校でオリンピック・パラリンピック教育授業が行われました。
この授業は、国際パラリンピック委員会公認教材『I'm POSSIBLE』を活用し、パラリンピックの魅力や意義、そして共生社会について学ぶもの。『I'm POSSIBLE』には、「不可能(impossible)だと思えたことも、ちょっと考えて工夫さえすれば何でもできるようになる(I'm possible)」という、パラリンピックの選手たちが体現するメッセージが込められています。今回の授業は、三沢小学校の5年生を対象に行われ、またこの取り組みを市内小中学校に広めるため、他校の教職員も参観しました。
座学の授業では、「パラリンピックって何だろう?」をテーマに、パラリンピックの映像やパラスポーツで使用される道具についてのクイズを通して学習。児童たちは意見や感想を聞かれると「色々な競技があることがわかった」「オリンピックと同じくらい迫力があった」「自分の力を平等に競い合うための工夫を知った」など、積極的に発言をしていました。
その後、別のクラスが国際交流スポーツセンターでパラリンピック正式種目の1つである『ゴールボール』を体験。この競技は、目隠しをした状態で音が鳴るボールを転がし、自陣のゴールを守りながら相手ゴールを狙って得点を競い合うもの。児童たちは目が見えない状況に戸惑いながらも、耳を澄ましてボールの位置を探りながらプレイし、パラスポーツの難しさや面白さを体験していました。