10月29日、新戸部一弘氏が市教育委員会へ、自身が描いた油絵を寄贈しました。
新戸部氏は三沢市出身で、2年前まで県内中学校の美術教員を務めていました。趣味で年に2枚ほど絵を描き続けており、故郷である三沢市が市制施行60周年の節目を迎えるにあたり何か恩返しをしたいと、この度寄贈の申し出をいただきました。
今回寄贈した油絵のタイトルは『牽引』。幼少の頃、海岸で地引網を引くのを手伝った記憶を基に描いたというこの作品について、新戸部氏は「協力して大切なものを引き上げる姿に、先人が築き上げてきた郷土をこれからも発展させていってほしいという思いを込めました」と語りました。
寄贈を受け冨田教育長は「大変素晴らしい作品を寄贈いただき、ありがとうございます。この絵に込められた思いを胸に、子どもたちへの教育に励みます」と感謝を伝えました。寄贈いただいた絵画は今後、文化施設などへ設置する予定としています。