米軍と自衛隊の合同訓練が実施されました
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10月31日、三沢基地内で行われた日米共同統合演習(通称:キーンソード)の一部が取材メディアに公開されました。 この演習は、毎年行われる自衛隊と米軍との共同訓練で、国内各地の基地でさまざまな訓練が行われます。今回三沢基地では、パイロットの救難訓練を実施。エンジントラブルで戦闘機から脱出したパイロットを救出するため、救難隊が洋上にパラシュート降下しパイロットを救助するというシナリオで行われました。 訓練は、救援部隊の移動用の航空機や空域の安全を確保する役割の航空機、要救助者を搬送するためのヘリコプターなど自衛隊機・米軍機が合計で約30機出動するという、非常に大がかりなもの。救助されたパイロットを乗せたヘリコプターが基地に到着すると、すぐに救急車で基地内の病院に搬送し、手術室で低体温症や骨折への処置が行われるなど、緊張感のある訓練が行われました。 今回の訓練で現場指揮官を務めたジョン・クリズミンスキー大尉は「2国間の連携を確かめる実践的な訓練は、非常に有意義で貴重な機会です。このような訓練を重ね、不測の事態に備えたいと思います」と訓練を振り返っていました。 |
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