親元を離れた児童生徒が、さまざまな体験を通して友情育む

5月11日から12日、公立小川原湖青年の家において、「わんぱく友情のつどい」が開催されました。

 

親元を離れた児童生徒が、1泊2日の合宿の中でさまざまな体験を通して友情を深め、豊かな心を育てるこの集い。三沢市をはじめ、十和田市、おいらせ町、六戸町など県内各地から参加した小中学生は45人。宿泊部屋ごと、5~7人ずつに分かれた班の中で、班長や副班長、体験中の号令や司会、食事の準備・片付けといった役割を分担し、集団行動の基礎を学びました。

 

初日は、青年の家でインディアン民族に魔除けのお守りとして伝わる装飾品、「ドリームキャッチャー」の工作を体験。細かな作業に黙々と没頭する子、途中で飽きてしまう子など性格によって作業の仕方もさまざまでしたが、わからないことを教え合うなど作業を通して、少しずつ打ち解けていく子どもたち。出来栄えを競ったり、ふざけ合ったりしながら仲良く友情を育んでいました。

 

二日目は、十和田市の乗馬クラブで乗馬や餌やりなどを体験。初めて見る本物の馬に、ほとんどの子が喜びながら積極的に馬と接していました。怖がってなかなか馬に触れない子も、仲間たちから「大丈夫だよ」と勇気づけられ、共に乗馬を満喫していました。

 

皆、普段なかなかできない貴重な体験や仲間と過ごした楽しい時間の中で、たくさんの思い出を作った2日間になったことでしょう。