風情ある、布ぞうり作りに挑戦

5月24日、市民の森老人福祉センターにおいて、布ぞうり講習会が開催されました。

 

昔ながらの手法で布ぞうりを作るこの講習会は、一般財団法人三沢市自治振興公社が平成21年に始めたものです。風情ある布ぞうりは参加者に大変好評で、「またやってほしい」との声に応え毎年開催するうちに、評判はさらに広がり、今では大勢が参加を希望。そこで今回から、定員を増やし、材料となる布を参加者持参にすることで受講料を半額に。より、多くの人が気軽に受講できるようになりました。

 

六戸町の布ぞうりサークルから招いた講師から教わりながら、布と紐を編み込んでいく20人の参加者。編み始めは特に難しく、初めて参加する人のほとんどが苦戦。なかなかはかどらない初心者に対して経験者は1時間もたたないうちに完成させ、2足目に取り掛かっていました。持参した好みの柄の布で作ったぞうりは参加者にとって思い入れの深い一品。中には、『マイ布ぞうり』を履いて、市民の森温泉浴場に通っている人もいるとのことで、三沢市自治振興公社職員は、愛着をもって使ってくれていることに「とてもありがたいです」と話していました。

 

講習会は6月28日にも開催予定とのことです。あなたも布ぞうり作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?