姉妹都市で感じた文化や環境の違い、英語力の大切さなどを報告

6月3日、今年5月に姉妹都市ウェナッチを訪れた姉妹都市友好親善使節団の帰朝報告会が、三沢市国際交流教育センターで開かれました。

 

ミス・ビードル号が成し遂げた太平洋無着陸横断飛行の発着地であることを縁に、姉妹都市の絆を結んだ三沢市とウェナッチ。以来、さまざまな形で交流を深めており、毎年のように互いのまちを訪問する友好親善使節団は、その代表的な取り組みの一つ。今回は、種市市長を団長として市内中学校に通う中学生大使15人と一般親善団員5人を含む総勢22人の使節団が、ウェナッチに7日間滞在しました。

中学生大使は滞在中、ウェナッチの一般家庭にホームステイ。生活を共にしながら、直に英語に触れ、衣食住の文化の違いを体感。また、ウェナッチの学校、博物館などの施設を訪問し、教育環境や歴史を学びました。小学校では、英語で日本の『折り紙』を教える場面もあったとのことです。一方、日本文化を紹介するために一般親善団員として参加した袴田さん、小笠原さん、澤村さんの3人は、現地の人々と協力しながら『餅つき』を披露。『うす』と杵を使った日本古来の餅つきにウェナッチの人々は大変感動し、喜んだそうです。その他にも、ウェナッチの代表的なイベントである『アップルブロッサムパレード』などイベントにも参加した使節団。ウェナッチの人々から手厚い歓迎を受け、それぞれの交流を果たし、5月10日、三沢市に帰ってきました。この日の報告会では、中学生大使と一般親善団員の14人が、派遣の中で体験してきたことや感じたことを発表。個性豊かな報告書を読み上げました。