子どもたちの夢が詰まった手作り屋台が完成

「こども屋台村」の屋台が、全3回のワークショップを経て、7月20日に完成しました。

 

これは、「三沢市協働のまちづくり市民提案事業」の認定を受けた市民団体「MISAWA アートプロジェクト」が、中心市街地の空き店舗を活用して街の活性化につなげようと進めている「うわさカフェ」の併催企画。地域の将来を担う子どもたちに、中心市街地への興味を持ってもらい、街中で遊ぶことの楽しさを感じてもらおうと、子どもたちが屋台をプロデュース。自ら店長となって、7月26日から開催される「みさわ七夕まつり」期間中の出店を予定しています。

 

6月22日の第1回ワークショップには約30人の子どもたちが参加し、屋台のデザイン、販売する商品やその価格を決定。子どもならではのアイデアで生まれたユニークな屋台計6店舗のデザインを基に、その後、アートプロジェクトスタッフが骨組みを作り、1週間後に開かれた2回目のワークショップでは、色塗りや手作りした装飾品を飾り付けるなど、子どもたち自ら屋台を製作。大きな物作りに心躍らせながら、体にペンキが付いても気にせず、友達と一緒に楽しく自分たちの屋台を完成に近付けました。

 

そして、最後のワークショップとなったこの日、作業の続きや細かい部分の仕上げなどを行いました。名前などが書かれたのれんや看板が付けられ、一層、屋台らしくなった「こども屋台」。デザイン通りに完成した見事な屋台は、射的をサッカーに置き換えた『いつサッカーやるの?今でしょ!!』、かわいらしいキャラクターのキーホルダーなどを集めた『Yumeirozakka(ゆめいろざっか)』、どんな景品が当たるのか期待が膨らむ『おうごんくじびき』など、名前も見た目も個性豊かなものばかりです。その後、祭り当日のイメージを湧かせようと、「うわさカフェ」前に屋台を並べると、近くを通る人からは屋台について尋ねる声が聞こえ、子どもたちが一生懸命作った屋台は早くも注目を浴びていました。

 

「こども屋台村」のオープン時間は、みさわ七夕まつり期間中の各日15時から18時まで。普通の屋台とは一味違う、子どもたちの夢が詰まった屋台を楽しみに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

※雨天時は、「うわさカフェ」内で「こども屋台

 村」の営業を行うとのことです。