幻想的なホタルの光をひと夏の思い出に 

7月20日、三沢公園でホタル観賞会が開催されました。

 

市内の公園や街路樹等の維持管理を行う三沢市公園緑化公社では、その中の一つ、三沢公園で、平成18年からホタルの飼育を開始。ホタルはきれいな水場に生息するため、試行錯誤を繰り返しながら公園の環境整備などに力を注ぎ、4年程前には観察会が開催できるほどホタルを繁殖させることに成功しました。以来、毎年この時期に開催する観賞会への参加者は、年々増加。この日も、100人以上の親子連れが三沢公園に集まりました。

「ホタルの光に感動していただきたい。きっと、この夏の思い出になることでしょう」。同公社・伊藤事務局長のあいさつに続き、公社担当者が観賞の注意事項を説明。その後、参加者たちは公園内ひょうたん池周辺に移動し、ホタルを観察しました。現在、同公園に生息しているのはヘイケボタル。水辺に生息する植物の上や陰で、ときには戯れるように飛びながら点滅させる幻想的なホタルの光に、参加者たちは感動の声を上げていました。

 

三沢公園のホタルの光は、気温にも左右されますが、7月中旬から下旬まで観賞できるとのことです。多くの人が苦労して繁殖させた大切なホタル。観賞の際にはマナーを守って、その情緒あふれる光を堪能してください。

 

ホタルを観賞する際の注意事項
  • ホタルをつかまえないこと、ごみを捨てないこと
  • 観察する場所までたどり着いたらライト等は消す
  • 虫よけスプレーは、駐車場などホタルがいる場所から離れた場所使うこと
  • 写真を撮るときは、フラッシュなどは使わない(※フラッシュを使ってもホタルの光は写りません)
  • 観察場所付近は街灯を消灯しているので足元に気を付けましょう
  • ホタルのほかに蛇などもいるので、草むらには入らないようにしましょう