「最後まで諦めず、我慢強く」。感動と勇気をもたらした30年振りの快挙

8月2日、三沢市立第二中学校の野球部員ら19人が市役所を訪問。7月14日と15日の2日間、黒石運動公園野球場などで開催された第64回青森県中学校体育大会夏季大会 青森県大会での優勝を種市市長に報告しました。
同大会での優勝は、第二中学校としては2回目、30年振りとなる快挙。部員たちの活躍は、地域や学校に感動と勇気をもたらしたとのことです。各地区を代表するチームとの試合は、その多くが1点を争う接戦。同部の小森監督は緊迫する激しい戦いが続いた大会を振り返り、「選手たちが最後まで諦めずに我慢強く試合することができたので結果として優勝することができた」と教え子の奮闘を称賛しました。種市市長を前に一人ひとり東北大会への意気込みを語る部員たち。けがで出場できない選手も「声を出してベンチを盛り上げ、チームに貢献したい」「出場選手のサポートをしっかりとしていきたい」など、それぞれの想いを伝えました。その精悍な顔付きと鍛えられた体躯に厳しい練習の成果を感じた種市市長は、祝福とともに部員たちの努力を讃え「日頃重ねてきた練習の成果を発揮すれば必ず結果が出せるものと信じています。頑張って下さい」と激励のメッセージを送りました。最後に、チームの主将を務める坂本選手(3年)が、「練習試合で指摘された守備の弱さを克服し、最高の状態で東北大会に臨みたい」と決意。さらに、「青森県の代表選手として恥じないプレーで勝利します」と誓いました。

同部は8月8日から10日までの3日間、秋田市で開催される東北大会に出場。青森県内169校の代表として、地域の誇りを胸に、大舞台に挑みます。