野菜の生きた姿とその魅力を知り、食べ物の大切さを学ぶ

8月3日、JAおいらせが主催する『ちゃぐりんフェスタ』が開催されました。

 

農業や農協、食べ物について親子で学んでもらおうと平成17年から続けられてきたイベントが、今年から、子どもたちが親しむJA発行の月刊誌にちなみ『ちゃぐりんフェスタ』と改名して開催。会場であるJAおいらせ本店に、午前9時から参加者親子約70人が集まりました。

「子どもたちが成長する中で最も重要な食べ物の大切さ、そして命の大切さを知ってもらいたい」。冒頭のあいさつでイベントに込めた想いを伝えた千葉組合長。続いて、組合スタッフによって、三沢の特産品であるごぼうやながいも、にんにくなど各種野菜に関するクイズが行われました。我先にと勢いよく手を挙げる子どももいれば、一緒に親子で悩む姿も。クイズを通して改めて知る野菜の姿やその魅力に、参加者は感心したように頷いたり新たな発見に驚きの表情を見せていました。

その後、参加者は、中村クッキング教室の中村さんを講師に、特産野菜を使った料理を体験。ごぼうサラダとチキンハンバーグの照り焼きバーガーや長いもサラダ、ブルーベリーを使ったデザートなど、野菜満載のメニューを参加者同士で協力しながら作り、昼食としていただきました。さらに午後は、谷地頭で農業を営む織笠さんの畑に会場を移して、ブルーベリーとじゃがいもの収穫を体験。広大な畑にたわわに実ったブルーベリーを摘みながらその場で味わい、その甘さに笑みを浮かべる参加者たち。また、汗まみれ土まみれになりながら、ジャガイモ掘りを楽しむと、袋一杯のじゃがいもを誇らしげに持ち帰りました。

 

普段知っているようであまり知られていない野菜。その魅力や生きた姿を知り、美味しさと共に「食」の大切さを感じた1日となりました。