長年続けてきた農業体験交流に新たな1ページ刻む

9月6日、初芝富田林高等学校(大阪府)の2年生76人と教職員が農業体験修学旅行のため、三沢市を訪れました。

 

同校では、既存の観光地を巡るだけではなくさまざまな体験や人と人とのつながりから生徒たちに多くのことを学んでもらおうと、三沢市を受け入れ先とした農業体験修学旅行を平成8年度から毎年続けており、今年で18回目。市側も、三沢市と農業に理解を深めてもらえればと立ち上げた三沢市グリーンツーリズム推進協議会(農業体験修学旅行受入実行委員会)が市内農家とともに協力し続けています。今回も19戸の農家が3~6人ずつ高校生を自宅に招き、2泊3日の日程で寝食を共にしながら農作業などを体験。高校生と農家の人々が交流を深める予定です。

 

この日、市民の森屋内ゲートボール場で行われた入村式では、三沢市に到着した初芝富田林高校の生徒や教職員らを三沢市グリーンツーリズム推進協議会や受け入れ農家などが出迎え、歓迎。生徒代表の松川容子さんが、歓迎と受け入れに感謝しながら「積極的にいろいろなことに取り組みたいです」と意気込みを語りました。その後、生徒と農家が互いに紹介され、握手やあいさつを交わし、これからの2泊3日の意義ある修学旅行を祈念して乾杯しました。