自ら作った屋台で得た売上金を被災地復興とまちづくりのために

今年のみさわ七夕まつりと三沢まつりに合わせて開催された『こども屋台村』企画に参加した子どもたちが、9月20日、種市市長のもとを訪れ、その売り上げ金を寄付しました。

 

子どもたちにもまちへの関心を持ってもらおうと、市民団体『Misawa アートプロジェクト実行委員会』が『市協働のまちづくり市民提案事業』の認定を受け実施したこの企画では子どもたち自身が屋台をデザイン・製作し、商品も選定・販売。約1カ月間に数回かけて行われた屋台製作ワークショップに、約30人の子どもたちが参加し、子どもならではのアイデアやセンスで立派な屋台を完成させました。祭り当日、子どもたちが一生懸命に集客を呼び掛けた屋台には多くのお客さんが来店し、最終的な売り上げは約4万円。その使い道を子どもたちが話し合い、東日本大震災の義援金として、また「元気に楽しく暮らせるまちづくりのために役立ててほしい」という願いを込めて、日本赤十字社と市へ半額ずつ寄付しようと決めたとのことです。寄付金を受け取った種市市長は、子どもたちの思いやりの心に感動し、「皆さんの心遣いを忘れず、有効に使わせていただきます」と感謝の気持ちを伝えました。