長寿と地域への貢献に敬意と感謝を込めて

9月21日、公会堂大ホールで、50回目の節目となる三沢市敬老会が開催されました。
 

現在は、当市においても5人に1人が70歳以上の高齢者社会。高齢者の方たちはこれまで長年に渡り、地域や社会に大きな貢献をされてきました。会場に集まった約600人の高齢者の方の長寿と貢献に、種市市長は、心からの敬意と感謝、そして祝福を込めて式辞。「(高齢者の)皆さまには、これからも夢と目標をお持ちになり、活力に満ちあふれた日常を過ごしていただきたい」と伝えました。

続いて行われた贈呈式では、顕彰状や感謝状を授与。三村青森県知事から88歳到達者夫婦代表の楢﨑岩次郎さんに県知事顕彰状が、種市市長からは80歳長寿者代表の沼田石さんに市長顕彰状、老人クラブ活動功労者の三上勝久さんらと老人施設奉仕者の神山和子さんに表彰状が手渡されました。会場からは大きな拍手が贈られ、さらに三村青森県知事と舩見市議会議長、小檜山県議会議員からの祝福や激励などの想いを込めた祝辞が華を添えました。

 

式典の最後には、80歳長寿者代表の沼田石さんが謝辞。受賞の喜びや市長、三村知事をはじめとする列席者、式典関係者へ感謝を表しながら、高齢者全体を代表して「お互いに健康に生きる意志と、いつまでも若々しく生きがいを持ち、人生経験を少しでも社会に役立てたいと願っています。そのために、これからもより一層積極的に地域社会に飛び出し、充実した生活が送れるよう努力していきたい」と決意の想いを伝えました。

 

さらに式典終了後、アトラクションとして、三沢市老人クラブ連合会・踊りクラブが舞を披露。また、第50回記念として、「笑って健康・笑って長寿」と題し、テレビやラジオなどで活躍する『南部のさとちゃん』こと瀬川さとし氏が講演を行いました。自身の半生をユーモラスに話す瀬川氏の講演は、会場中を笑顔に変え、「健康にもつながるストレス解消の一番手軽な方法は笑うこと」と話していました。