まちづくりの企画・実践力を養い、地域で活躍するリーダーを目指す 

11月16日、今年度2回目の『地域リーダー育成セミナー』が、三沢市総合社会福祉センターで開催されました。

 

近年は、社会状況の変化や、コミュニティーの衰退などにより地域で抱える課題が増え、住民ニーズは多様化。地域の人々や市民団体、行政などが共通の目的を実現するために、それぞれの役割を自覚し、対等の立場で取り組む『協働のまちづくり』が求められています。三沢市でも推進のためさまざまな取り組みを行っており、まちづくりに率先して関わる人材育成を目指す、このセミナーもその一つ。10月に開催された前回セミナーに引き続き今回も、東北地方で数々のまちづくり活動に携わってきた足立 千佳子氏が講師を務め、13人の参加者がグループ形式でワークショップを行いました。

 

始めに、前回挙げた地域の課題とその解決策から取り組むべきまちづくり活動の計画を立てた参加者は、講師が用意した資料を用いて事業の狙いやターゲット、何の分野でどういったものを行うかなどのアクションプランを考案。意見交換や講師のアドバイスを受けながらまとめた計画を、最後は全グループが発表しました。

農業後継者育成のためのイベント開催や、町内会を活用したボランティア企画など、地域の活性化につなげようとする各グループの提案に刺激を受けた参加者は、再び意見を交換。前回以上にグループ一体となって楽しみながら熱心にまちづくり活動を考えていました。

いよいよ最終回となる次回セミナーでは、事業のメディア発信を想定したCMや広告の制作を行う予定です。