「今までの練習が大事だったと実感」。市内の小学校2チームが全国制覇!

 

全日本通信珠算競技大会の団体総合競技で優勝した木崎野小学校と上久保小学校チームの選手が12月24日に三沢市役所を訪れ、成績や大会を通して感じた思いなどを種市市長に伝えました。

 

公益社団法人 全国珠算教育連盟が主催するこの大会には毎年、全国から1万人を超える多くの人々が参加し、そのおよそ7割が小学生。参加者が最も多い小学生の団体総合競技では、『小学校4年生以下』と『小学校(5年生以上)』の2部門に分かれ、全国一斉に行う1組3人の『かけ算』『わり算』『見取算』『見取暗算』の合計得点から日本一を決定します。中学校の部まで含めると、本大会では三沢市内のいずれかの小中学校チームが平成17年度から連続で全国優勝。個人競技でも、これまでに4人の全国優勝者を輩出しています。10月13日から20日の間に行われた平成25年度大会では、小学校4年生以下の部で木崎野小学校チームが、小学校の部で上久保小学校チームがそれぞれ見事優勝。三沢市の小中学校が9年連続で優勝を果たす快挙を成し遂げました。いずれの児童も三沢珠算塾に通い、毎日2時間以上の練習で技能を磨いてきたとのこと。選手全員が大会での感想や意気込みを語る中で、珠算九段・暗算十段の高坂樹哉くん(上久保小6年)は、「今までの練習が大事だと日本一を獲れて実感しました。中学校でも日本一を獲れるようしっかり頑張りたいです」と話していました。選手一人一人から思いを聞いた種市市長は、将来担う頼もしい子どもたちを祝福。さらなる活躍を期待し、「自らに誇りを持ってこれからも頑張ってほしい」とエールを送りました。

平成25年度 全日本通信珠算競技大会
団体総合競技 小学校4年生以下部 優勝 木崎野小学校

江川 豪生(4年)、斎藤 快(3年)、宮内 隆汰(2年)

団体総合競技 小学校の部 優勝 上久保小学校

高坂 樹哉(6年)、沖田 準也(6年)、鳥谷部 世莉(5年)

敬称略