「今までにない味」と好評! 三沢産ごぼうの魅力生かした加工品を開発

 

1月30日、NPO法人 三沢市手をつなぐ育成会の坂田会長ほか会員3人が市長室を訪れ、同団体が三沢産ごぼうを使った加工品を開発、またその加工品の詰め合わせセットを販売することを種市市長に報告しました。

 

障がい者が健康的で文化的に暮らせる社会づくりを目指して当事者とその父母が会員となり活動する同団体は、昨年6月にNPO法人化。その以前から会員親子が一緒にできる仕事と安定した活動資金を得るため、市の助成や商店街コミュニティオフィスの支援を受け、生産量で日本一を誇る三沢産ごぼうを使った加工品の開発に取り組んできました。会としての活動や家事などの合間を縫って、商店街の空き店舗で試行錯誤を重ね、昨年10月に『三沢ごぼう漬』と『三沢ごぼう味噌』が完成(広報みさわ2013年11月号に特集記事を掲載)。その後、さらに『三沢ごぼうタレ』と『三沢ごぼう佃煮』、ごぼうとゴマの煮物を開発し、5種類を合わせたごぼう加工品セットの販売開始を前に種市市長へ報告したものです。

5種類の加工品はどれも三沢産ごぼうの魅力を生かしたものばかりで、中でもごぼう味噌とごぼう漬の2品は、近隣6市町村の商工会が中心となって展開する地域ブランド「六景楽市」にも認定されるほど、その味は折り紙付き。「今までにない味ということで大変喜ばれています。この開発ができたのも市の援助のおかげ。これからもごぼうにこだわって製品を作っていきたいです」と、開発までの道のりを振り返り、思いを伝えた坂田会長。『三沢ごぼう漬』などを試食した種市市長は、舌鼓を打ち、「大変うれしいお知らせです。三沢の名物のお土産になるよう今度は私たちがPRしていかなければ」と話していました。

 

※詰め合わせセットは、三沢市大町にある同会事務所において1,980円(税込)で販売しているとのことです。