春の訪れを一足先に感じさせるフラワーアレンジメント制作に挑戦

2月19日、三沢市公会堂において、 (一財) 三沢市公園緑化公社主催のフラワーアレンジメント講習会が行われました。

 

日頃、市内の公園管理などを行っている同公社では植物や昆虫の講習会、公園を利用した遊びなど緑化思想普及のためのイベントをさまざま実施。これまでの参加者アンケートで特に要望が多かったことから今回はフラワーアレンジメントを学び、体験する講習会を開催しました。市内のフラワーデザイン教室を主宰し数々のコンテストで受賞、豊富な知識と技術を持つ伊藤清子氏が講師を務め、集まった43人の参加者は、女性の幸せを願う和の行事「桃の節句」にちなむ花籠をイメージしたフラワーアレンジメント制作に挑戦しました。

まず始めに、制作手順について30分程の講義を受けた参加者たちはその後、桃や菊の花、チューリップ、かすみ草など春色をメーンに用意された花材一式を受け取り、実技制作に取り掛かりました。伊藤講師の丁寧な指導を受け、また隣同士あれこれ相談しながら、葉蘭 (ハラン) を加工して作った器へ好みの長さ・形にせんていした花を挿していきます。作業を進めること約1時間、材料は同じでも皆それぞれでデザインが異なるオリジナル・アレンジメントが完成しました。春の訪れを一足先に感じさせてくれる作品に参加者は見とれたり、多くが出来栄えを記念にとカメラにおさめていました。友人と一緒に参加した明戸はるさんは、「とても良かったです。出来上がった作品はもちろん自宅に持ち帰って飾ります」と満足そうに感想を話していました。