地域の文化活動、生涯学習の拠点として実施してきた自主事業を評価

4月4日、三沢市立中央公民館の元館長である古田勇三氏らが市長室を訪れ、文部科学大臣から第66回優良公民館として表彰されたことを種市市長に報告しました。

 

文化活動や生涯学習活動における市の拠点施設として、地域の人々に広く親しまれている三沢市立中央公民館(公会堂)。平成21年度からは指定管理となり、現在は東北共立・寿商事グループが施設管理を行いながらさまざまな事業を実施しています。その中でも、館自ら企画・運営するのが自主事業。1階ロビーを活用して音楽会や展覧会を実施する『ひだまりサロン』やバイオリン教室など、内容や実施方法などに工夫を凝らし、地域住民の学習活動に大きく貢献してきました。その実績を認めた県教育委員会が、同施設の平成24年度事業を当該表彰へ推薦。地域の中で「自らの知識や特技を生かして地域に貢献したい」と考える人々に講座開催場所を用意し、サポートしながら多様な学びの機会を提供、同時にに公民館の利用促進・活性化を図った『手弁当学び講座』が特に評価され、全国で61団体、県内では唯一となる今回の優良公民館表彰を受賞しました。

中央公民館は4月1日付けで館長が交代したとのことで、3月末まで5年間館長を務めた古田勇三氏と4月から館長に就任した中澤道男氏の新旧館長がそろってこの日、市長室を来訪。これまで数々の事業で地域の文化振興に多大な尽力をしてきた古田氏は、種市市長に受賞の概要を報告し、活動が評価されたことを喜びながら「新たに就任された中澤館長を中心に(これまでを)引き継ぎながら新しい事業も実施していただきたい」とさらなる活動の充実に期待を寄せていました。