春の火災予防運動の初日。地域の安全守るため、決意を新たに地域を巡回

三沢市では4月13日から20日までの8日間、実施される春の火災予防運動。初日であるこの日、市内消防団全17分団が消防本部に集まり、機械器具点検を行いました。

 

各地域を守る17分団約60人が整然と並ぶ姿はまさに壮観。各団員は号令に従い、きびきびとした動作で消防車両や積載した装備を点検しました。点検を終えた団員から報告を受けた山本消防団長は、地域において消防団が果たす役割の重要性を改めて示し、「地域住民のために精一杯頑張っていただきたい」と激励。その後、本部内で葛西消防長から今回の運動の重要項目と実施概要を含む訓示を受けた消防団員は、各地域で火災予防を呼び掛ける巡回広報へと出発しました。

また、これまでも消防本部によっては行われていましたが、今回初めて消防団員が各地域の一人暮らし高齢者宅を訪問し、無償で住宅用火災警報器を設置。事前の調査に基づき、合計32戸の住宅に住宅用火災警報器を取り付けました。寝室に住宅用火災警報器を取り付けてもらった織笠栄子さん(谷地頭)は、取り扱いなどを説明して「困ったときはいつでも呼んで」と心強い声を掛ける消防団員へ感謝。「台所などにも(住宅用火災警報器)設置したい」と話し、火災予防への意識を高めていました。