高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう”見守り”

 

 4月16日、三沢市総合社会福祉センターで、在宅の一人暮らし高齢者、高齢者夫妻、障害者世帯などを訪問し見守るボランティア”ほのぼの交流協力員”に委嘱状が手渡されました。

 

高齢者や障害者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように、地域の民生委員と連携しながら高齢者の自宅を訪問したり電話などによる安否確認を行っているほのぼの交流協力員。89人の協力員が任命され、4月から3年間、地域の見守り活動を行います。三沢市内で見守りの対象となる人は4月1日時点で612人。高齢化の進展によりその数は年々増加傾向にあり、地域社会の安全安心を守る上で大きな課題となっています。

そこで、市社会福祉協議会と市は、平成24年度から民生委員とほのぼの交流協力員、町内会が連携して高齢者を支える仕組み「地域きずな支え合い事業」を開始し、地域社会内の連携を高めつつ、住民がお互いに支え合う仕組みを作っています。その中でも重要な役割を担うのが、この”ほのぼの交流協力員”。日々の活動では、高齢者の話し相手や雪かきの相談など、暮らしに密着したさまざまなニーズに対応しているとのこと。こういった地道な活動が地域の安全と安心を守る大きな力になることでしょう。