野球シーズンの開幕を告げる大会

4月20日、市民運動広場野球場において「第46回三沢市少年野球大会」中学生の部が開催されました。

雪が解けグランドが使えるようになってから最初の公式戦となったこの大会には、市内全5中学校が参加。選手たちは久しぶりの試合とあって、冬の間のうっぷんを晴らすかのような、はつらつとしたプレーを見せていました。

 

開会式で選手宣誓をした第二中学校の冨田卓舞くん(15)は「中学校最後の年なので、指導してくれた方々や家族に感謝の気持ちを込めてプレーしたい。」と力強く語ってくれました。

試合は、各校とも守備・バッティングで随所に光るプレーが続出する好ゲーム。その中でも、決勝戦に駒を進めたのは、投打がかみ合い緻密な野球を見せた第二中学校と、第一中学校との接戦をものにした第五中学校。投手を中心に守りの堅い両チームの激突は、1点を争う緊迫した試合展開となりました。

最後に試合を決めたのは4番の一振り。第二中学校4番、古川陽大くんが放ったヒットが決勝点を生み、第二中学校が1対0で勝利し優勝の栄冠を勝ち取りました。

この大会を皮切りに本格的な野球シーズンが到来。各校ともこの大会を契機に日々の厳しい練習を乗り越え、夏には一回り大きくなった姿を見せてくれることでしょう。

大会結果

・優勝 第二中学校

 

・準優勝 第五中学校