安全・安全のまちをつくるため、地域一体となって行う活動初日に意気高める

 

三沢警察署管内における犯罪件数は減少傾向にあるとのことですが、昨年にはコンビニや公会堂付近で強盗事件が発生。架空請求、特殊詐欺などの被害も報告されており、いつどのような犯罪が起こるかわからない厳しい状況に変わりはありません。複雑・多様化する犯罪を防ぎ安心・安全なまちをつくるべく、三沢地区連合防犯協会はじめリトルJUMPチームや青少年補導協議会など各団体は三沢警察署と協力。地域一体となってパトロールや広報巡回など、さまざまな防犯活動を実施し続けています。4月21日から30日までの10日間実施される『春の安全・安心まちづくり旬間』では、その活動をさらに強化。初日にミス・ビードルドームで行われた同旬間の推進大会に、三沢地区連合防犯協会を中心とした約30人が集まり、これから始まる活動への意気を高めました。

最初に、三沢警察署の山平署長とともに防犯指導隊員の服装などを査閲した三沢地区連合防犯協会の横田副会長。参加者の力強く毅然とした姿に頼もしさを感じながら、「犯罪の防止には犯罪を発生させない環境づくりや子どもや住民の防犯意識を高めることが極めて重要。この大会で気持ちを新たにし、地域の防犯推進のリーダーとしてなお一層の尽力をお願いしたい」と激励しました。続く山平署長も「警察だけでは地域の安全・安心は守ることは難しく、ぜひ皆さんの力を貸していただきたい」とあいさつ。今回の旬間では、子どもと女性の犯罪被害の防止、特殊詐欺被害の防止、住居侵入窃盗被害の防止、万引きの防止が重点項目とのことで、最後に上久保小学校リトルJUMPチームの鈴江悠栞さんと古間木小学校リトルJUMPチームの黒澤美月さん、三沢市防犯協会中央第一支部長の赤坂安信さんが防犯宣言を行いました。大会終了後、参加者たちは三沢駅やビードルプラザ内で広報活動を実施。地域の人々に振り込め詐欺への注意などが書かれたパンフレットを手渡し、被害の未然防止を呼び掛けました。