冬の名物「三沢ほっき丼」をきっかけに地域で”おもてなし”を

4月23日、三沢の冬の名物「三沢ほっき丼」の事業報告・意見交換会が市役所大会議室で行われました。

 

ほっき漁が解禁となる12月から翌年3月末までの4か月間、市内飲食店で提供されている「三沢ほっき丼」。三沢産のほっき貝を使用し、調理方法は各店舗の創意工夫に任せられているこのどんぶりは、開始から6年が経過し、今や三沢のご当地グルメとして定着しつつあります。

この日は、市と参加店、それに市漁協などの関係者が集まり、昨年12月から今年3月末までの実績報告と今後の展開に向けた意見交換が行われました。実績をみると、参加店はおととしに比べ2店舗増、販売総額も5.7%増と好評を得ている三沢ほっき丼。参加者らはこれを弾みにしてより一層の販売増を目指そうと、積極的に意見交換をしていました。その中でも特に話題となったのが、ほっき貝の安定した値段と量での供給。ほっき漁のルールが変わったことで、これまでに比べて出漁機会が増え、安定供給の可能性が広がったことを市漁協が説明すると、参加者からは歓迎する声が聞かれました。

 

また、参加者の中から、ほっき貝の特徴や魅力がわかるパンフレットの作成や、お客さんが喜ぶような接客を目指すべきとの意見もでるなど、地域が連携してお客様をもてなそうとする気持ちが生まれていました。