新入生を加え、新たなステージへ! 繊細かつ迫力の演奏・演技を披露

 

5月3日、三沢市公会堂の大ホールで、青森県立三沢商業高等学校吹奏楽部の第26回スプリングコンサートが開催されました。

 

このスプリングコンサートと12月の定期演奏会は、日頃支えてくれる人々への感謝を込めて同部が練習の成果を発表する貴重な機会。今回は『REVOLUTION~日常を非日常に~』をテーマに、新入生を加えた67人の部員が一丸となり、生き生きとした迫力のステージを観客に披露しました。全日本コンクール東北大会で銅賞を受賞するなど、吹奏楽において折り紙付きの実力を持つ同部は、マーチングバンドとしても活躍。厳しい練習を重ね、これまで4年連続の全国大会入賞を果たしています。コンサート第1部では、打楽器による『打-温故知新-』とサザンオールスターズの曲目に合わせたマーチングで観客を魅了。衣装・舞台を一転させた第2部では、2014年吹奏楽コンクール課題曲『「斎太郎節」の主題による幻想』などを繊細かつ迫力の音色で演奏し、吹奏楽部としての実力をおおいに発揮しました。そして第3部、『THE REVOLUTION WORLD』は、部員が演じる劇に合わせてアニメやポップスを演奏するステージショー。ファンタジーゲームのように鍵となるアイテムを探し、仲間や練習の大切さに改めて気付いていくシナリオや演出は、至るところにユーモアが散りばめられており、部員たちの力作です。劇中、楽しそうに演技・演奏する部員たちの姿に、客席から沸き起こる歓声や拍手。鳴り止まない拍手にアンコール曲と笑顔で応えた部員たちは閉幕後、公会堂出口の最期まで観客を見送り、感謝の思いを伝えていました。