母子家庭や寡婦の福祉向上への、長年にわたる功績認められ叙勲受賞

 

5月9日、三沢市母子寡婦福祉連合会の戸舘一子会長が市長室を訪れ、平成26年春の叙勲において旭日単光章を受章したことを種市市長に報告しました。

 

昭和59年に同会の副会長に就任した戸舘氏は、平成5年から現在に至るまで、会長として会の周知と強化に尽力。常に社会福祉関係機関と連携するよう努めながら、社会福祉協議会主催の事業などには欠かさず協力し、地元福祉活動に大きく寄与してきました。また、平成10年から16年までは青森県母子寡婦福祉連合会の副会長も務め、団体運営や母子家庭および寡婦の福祉向上のための啓発活動に貢献。さらに平成13年と22年に三沢市で開催された青森県母子寡婦福祉大会では、盛大な開催をもって開催担当市の務めを果たすことに力を尽くしました。これら、母子福祉向上への功績が認められ、戸舘氏は4月29日付で勲章『旭日単光章』を受章。5月7日、青森県庁において三村県知事から伝達されたものです。

これまでの数ある活動の中で、氏が最も思い出深いと話すのは、平成13年に三沢市で開催した青森県母子寡婦福祉大会。反対する声にも諦めず、泊まりながら意見を交わす宿泊交流会を県内で初めて開催し、500人を超える参加者に大変喜ばれたとのことです。功績を讃え祝福する種市市長に、戸舘氏は「(この勲章は)私だけの力でいただいたものではありません。ご指導してくださる関係機関の方々や会員の皆さんのおかげで、ここまで頑張ってくることができました。常に感謝しております」と話していました。