奉仕団が心を込め作った料理に「まるで正月が来たみたい!」

 

 

5月30日、市民の森 老人福祉センターで、『春の一人暮らし高齢者会食会』が開催されました。

 

この、市内で一人暮らしをする75歳以上の高齢者を対象とした会食会は、人道・博愛の精神で全ての人々の幸せを願い活動する三沢市赤十字奉仕団が毎年2回、春と秋にボランティアで開催。同奉仕団が2日がかりで作った料理と、歌や踊りといったアトラクション、カラオケなどを楽しみます。その中で、参加者同士あるいは奉仕団員と会話しながら親睦を深めることができるのも、会食会の魅力の一つ。これまで参加した多くの人々から好評を得ており、毎回、リピーターの申込者が殺到するとのことです。同奉仕団ではこの声に感謝しながらも、さらに『つながり』の輪を広げるため、まだ参加したことのない人の申し込みを優先。今回は、29人中16人が初めての参加となりました。会食に先駆け、同奉仕団の沼田委員長は参加者を歓迎し「団員が心をこめて作った料理から季節感と手作りの温もりも感じてほしい。また、楽しく会話して情報交換や仲間作りなど親睦を深めてほしい」とあいさつ。旬の山菜や煮物、長芋すいとんなど、奉仕団員がバランスや彩りも考え作った料理に舌鼓を打った参加者たちは「すごくおいしい」「(まるで)正月が来たみたいだ」と喜びの声をあげ、思い切って初めて申し込んだという参加者の一人も「忘れられない食事になりました」と笑顔を見せていました。