貴重な生物の環境守る清掃活動に、三沢高校生徒と米海軍がボランティアで参加

 

5月29日、小川原湖水辺広場で『仏沼クリーン作戦』が実施されました。

 

国際的絶滅危惧種である野鳥、オオセッカやコジュリンをはじめ、多くの貴重な生物が生息するラムサール条約国際登録湿地、仏沼。NPO法人『おおせっからんど』では、生息調査や清掃など、仏沼周辺の環境を守ろうと活動を続けています。小川原湖に面する水辺広場もその一つで、7年前から同法人が毎年実施している清掃活動に、今年も三沢高校の生徒26人と在日米海軍30人がボランティアとして参加しました。道の駅に集合し、同法人の津曲副理事長から説明を受けた参加者は、水辺広場に移動。空き缶やビニール袋など、水辺や繁みの中に落ちているごみを拾い集めました。また、清掃活動後は湿地帯に移動し、野鳥の観察会を開催。『おおせっからんど』メンバーらの案内を受けて、野鳥の鳴き声を頼りに姿を追った三沢高校の生徒たちは「三沢にいながらなかなか機会が無かったのですが、(実際に)鳴き声を聞いたり、姿を見たり、貴重な体験ができました」と感想を語っていました。