白熱の試合繰り広げ、成長する選手たちに歓声と拍手

6月21日と22日の2日間にわたって、岡三沢小学校体育館とこがね公園を会場に『JAおいらせ杯 市内少年少女スポーツ大会』が開催されました。

 

この大会は、三沢市東部北部地区少年スポーツ親睦会が、子ども会の親睦と子どもたちの健全育成を目的に開催するもので、毎年市内の少年野球・女子バレーボールチームが参加。日頃の練習の成果を発揮し、優勝目指して争います。大会初日、岡三沢小学校グラウンドに集まった各チーム選手を前に、同親睦会の浦田会長が主催者を代表し「元気な声でいいプレーを期待します」と激励すると、岡三沢BBC主将の東麗司くんと岡三沢小V・B・C主将の竹内かの子さんが、正々堂々健闘することを力強く宣誓。その後、選手たちは各会場に分かれて熱戦を繰り広げました。

 

岡三沢小学校体育館で行われた女子バレーボール競技には、計7チームが出場。予選リーグと決勝トーナメントで争われました。得点を決めたときも、ミスしたときも、互いに手を合わせ声を掛け、徹底したチームワークで挑む選手たち。控え選手や指導者、保護者も応援の声を張り上げ、チーム一丸となって勝利を目指していました。好試合が続く中、木崎野小Aチームと岡三沢小Aチームの対決は予選リーグから白熱。160センチを超える長身のエース・野呂桃花さんを中心に攻める木崎野小Aに対し、岡三沢小Aもブロックや連携プレーで果敢に食らい付きます。予選では木崎野小Aが勝利を収めるも、両チームはトーナメント決勝戦で再び対決。予選の雪辱果たそうと挑む岡三沢小Aでしたが、セットカウント2-0のストレート勝ちで木崎野小Aが勝利。その強さを見せつけ、優勝しました。

また、こがね公園で行われたのは、計7チームによる少年野球のトーナメント戦。シードチーム・上久保タイガースを降した三沢小ジャイアンツと、はまなすクラブに逆転勝ちを収めた昨年度の優勝チーム・岡三沢BBCが決勝で対戦しました。試合は1点を追うシーソーゲーム。両チームともに好投好打、すきあらば盗塁や牽制といった駆け引きも見せ、周囲も息を飲む展開に。徐々に4点差まで広がった最終回、三沢小ジャイアンツは1点を返すも追いつくことができず、岡三沢BBCが優勝を果たしました。

 

白熱した試合を経てまた一つ、大きく強く成長した選手たち。その姿に保護者やチーム関係者、観戦に訪れた地域の人々は、大きな歓声や拍手を送っていました。

 

大会結果
  少年野球の部 女子バレーボールの部
優勝 岡三沢BBC(A) 木崎野小V.B.C(A)
準優勝 三沢小ジャイアンツ(A) 岡三沢小V.B.C(A)
第3位 はまなすクラブ 三沢小V.B.C
第3位 上久保タイガース 岡三沢小V.B.C(B)