市民を交通事故から守るため、関係機関・団体が集まり意欲高める

 

7月23日、三沢市公会堂で、『夏の交通安全県民運動 市民総決起大会』が開催されました。

 

これは、7月21日から31日までの11日間実施される『夏の交通安全県民運動』に合わせ、市民一体となって交通事故を防止するため、意気高揚を図り開催する大会。今年も日々交通事故防止に取り組む、市や警察署をはじめとした市内各機関、団体、米軍三沢基地の隊員など多くの人々が参加しました。

大会では、これまで交通事故で無くなった方へ会場全体で黙とうを捧げた後、公務のため欠席となった大会長・種市市長に代わり米田副市長がメッセージを代読。当市の交通死亡事故が昨年2月から発生していないことを関係者による協力のおかげと感謝し、市民が交通事故の犠牲とならないよう、関係機関と連携を密に協力に運動を展開していくことを決意しました。続いて、三沢警察署の山平署長は県内の交通事故情勢に触れ、依然として高齢者の事故が多く夜間の交通死亡事故が増えていることなど事故の特徴を列挙。「交通事故を根絶するには道路を利用するすべての人々の交通安全意識と交通マナーの向上が必要。そのためには地域ぐるみでの取り組みが不可欠です」と協力を呼び掛けました。そして最後は、米軍三沢基地を代表してマジェンティー・ベンソン海軍2曹が、三沢市職員を代表して水産振興課の一戸恵美子主事がそれぞれ交通安全を宣言。さらに三沢カトリック幼稚園の園児たち42人が「交通事故にあわないよう交通ルールを守ります。みんなを守ってください。お願いします」と声を合わせ叫び、参加者たちは守るべき子どもたちの姿に交通事故防止への意欲を改めて高めていました。