従業員の防火意識を向上し、利用者へ安心与える表示マーク

 

8月1日、三沢市消防本部で『表示マーク』の交付式が行われました。

 

これは、平成26年4月1日から全国一斉に始まった任意の制度『表示制度』に基づくマークで、収容人数30人以上のホテル・旅館等施設が対象。対象施設関係者からの申請を受け、消防機関が審査した結果、消防法令ほか防火安全上重要となる建築基準法令に適合していると認められた施設に消防機関から、有効期間が1年間の銀のマーク、あるいは3年間の金のマーク(3年間継続して表示基準に適合していると認められた場合)が交付されます。

三沢市内では、いち早くホテルルートイン三沢、三沢パークホテル、三沢シティホテルの3施設が申請し、三沢市消防本部が審査。法令等に適合していると認められ、この日、消防本部に集まった各施設の経営者代表へ三沢市内で初めて銀の表示マークが交付されました。表示マークを手渡した葛西消防長は、迅速に対応した各施設経営者へ感謝するとともに、改めて制度の重要性を説明。制度の大きな目的が、ホテル・旅館関係者の防火に対する意識向上と、利用者への情報提供であることを伝え「この制度を最大限活用していただきたい。火災の多くは人為的ミスで発生します。従業員の方々の防火教育を進めてほしい」と安心・安全なまちづくりへの理解・協力を呼び掛けました。