米海軍有志隊員が9年にわたり、子どもたちの英語教育に貢献

 

9月24日、岡三沢児童館で英語教室のボランティア活動を行ってきた米海軍情報運用隊の有志隊員と副司令のケンピスタ少佐が三沢市役所を訪問。種市市長から有志隊員の代表へ感謝状が手渡されました。

 

米軍三沢基地にある情報運用センター所属の有志隊員は、平成18年から現在まで毎月1~2回、三沢市立岡三沢児童館を訪問。同館に通う小学校1~3年生の子どもたちに、無償で英単語指導や絵本の読み聞かせなどを行ってきました。ときにはゲームをしたり、誕生会は毎月実施。それら全てを英語で行うことで、子どもたちは楽しみながら自然と英語に親しんできたそうです。しかし、この度、軍内の編成によって同隊は解散。ボランティア活動を続けてきた有志隊員の多くが、三沢以外の勤務地へ異動することとなってしまいました。そこで三沢市では、これまでの多大な尽力に感謝し、18人の有志隊員へ感謝状を贈呈。種市市長から、この日、代表して三沢市役所を訪れたチャド E.ラスト 二等兵曹へ手渡されました。種市市長は、部隊が解散されることを惜しみながら、「子どもたちにとって、言葉を知りながら友好を深める貴重な機会になりました。ありがとうございました」と隊員たちに感謝。その想いに応えるようにチャド 二等兵曹も、「三沢に来て皆さんに親切にしていただいて感謝の言葉もありません。特に児童館で教えたことで、子どもたちと触れ合い、楽しみを見つけることができました。本当に感謝したい」と話していました。