難しい曲に挑み、練習を重ね、東北大会で金賞を受賞。初の東日本大会へ!

 

9月30日、三沢市立第一中学校の沼尾校長と吹奏楽部員23人および顧問が三沢市役所を訪問。全日本吹奏楽コンクール東北大会で金賞を受賞し、東日本大会に出場することを種市市長へ報告しました。

 

昨年、一昨年の全日本吹奏楽コンクールでは地区大会銀賞に終わり悔しい思いをしてきた同校吹奏楽部。東北大会出場を目標に、顧問の酒田先生が「上を目指してほしい」と選んだ、中学生には難しい演奏曲で練習を重ねてきました。部員たちは、曲の難しさに戸惑いながらも徐々に完成形へ近付け、7月の中央地区大会と青森県大会で1位金賞を受賞。9月14日に開催された東北大会では2位金賞を受賞し、2校にしか与えられない東日本大会への代表出場権を同校として初めて手にしました。上位大会へ出場するたびによくなる演奏。部員たちを見守ってきた酒田先生は「少しずつ音楽の素晴らしさや、努力が結果に結びつくことを分かり始めていきました」と部員たちの成長を語りました。25人以下の小編成では、10月12日に群馬県で開催される東日本大会が全国大会であり最高・最後の舞台。指揮台に立つ酒田先生は「生徒たちと一緒に最後まで頑張りたい」と話し、部長の三浦春乃さんは顧問・保護者など多くの人々に感謝。さらに「この感謝の気持ちを最後の演奏で表し、楽しく今までのことを出し切りたい」と決意を伝えました。

酒田先生からの報告や3年生部員の決意を聞いた種市市長は、部員たちを讃え、「皆さんは三沢の代表であり誇り。最後の舞台で練習の成果を存分に発揮し、悔いの無い大会にしてほしい」とエールを送りました。