「事故被害が1件でも減ってほしい」。町内各戸を訪問し交通安全を呼び掛ける

 

10月22日、三沢市交通安全母の会が、南町地区で交通事故防止を呼び掛ける巡回広報活動を行いました。

 

市内で交通安全活動を行う同会は、十数年以上前からこの活動を毎年実施。当初は65歳以上の高齢者宅のみを対象としていましたが、「子どもからお年寄りまで、誰もが交通事故に気を付けてほしい」との思いから、今では全戸を訪問。1回ごとに地域を定め、会員で手分けしながら活動しています。この日の活動には、三沢市交通安全母の会の会員8人に、町内会と三沢警察署と市職員が参加。南町地区を4つに分け、地図とパンフレットを手に350戸を目標として各戸を訪問しました。

呼び鈴を押し、「こんにちは」と笑顔であいさつしながら交通事故防止を呼び掛ける会員たち。毎戸訪問だけでなく、道行く町内の人にも交通安全をPRしました。自転車で会った町内の人には、反射材シールの効果を説明。シールを自転車に貼ってあげる姿も見られました。「不在の場合はポストなどにパンフレットを入れておきますが、できるだけ、その世帯の方と直接お会いしてお声掛けさせていただきたいと思っています。私たちが巡回することで1件でも(交通事故の)被害がなくなってほしい」と話す同会の岩間たつ子会長。さらに、「たとえ、現在受けている青森県交通安全母の会からの支援がなくなったとしても、市独自で継続していきたい」と意欲を見せていました。