『地域の孫』と一緒に新そば作り。「子どもたちと一緒にいると元気になります」

 

10月22日、古間木地区高齢者能力活用センターで、同地区『おらほの寺子屋』メンバーが古間木小学校児童と『新そば作り』を通して交流しました。

『おらほの寺子屋』とは、高齢者が市内38地区でそれぞれに趣向凝らした活動をする介護予防教室。古間木地区では、高齢者能力活用センターを主な会場として月1回、健康体操や布を使った作品作り、季節に合わせた旅行や新年会などを行っています。そして今回は、寺子屋メンバー25人が古間木小学校2年生16人と先生、そば作り団体『二八の会』の指導者6人を招いて、『新そば作りの会』を開催。そば作りを教わる子どもたちと交流しました。

ほとんどの子どもたちは、初めてのそば作り。それでも『二八の会』メンバーに手取り足取り教わりながら「練り」「延し」「切り」といった一通りの工程を体験しました。作り終えた後で「こねるのが難しかったけど楽しかった」と感想を話してくれたのは大坂夢乃ちゃん。附田雪花ちゃんは「切るのがこわかったけど手伝ってもらったらうまくいった」とのことで「また、やってみたい」と再挑戦に意欲を見せていました。最後は、全員そろって作った新そばを試食。「おいしい!」「いくらでも食べれる」と喜びながら食べる子どもたち。そんな『地域の孫』たちを手伝い見守った『おらほの寺子屋』メンバーたちは、「子どもたちと一緒にいると元気になります」とうれしそうに笑顔で話していました。