信頼する仲間や先生たちと続けた快進撃。青森県初の金賞を受賞し快挙達成!

 

10月23日、三沢市立第一中学校の吹奏楽部23人と酒田顧問、沼尾校長が三沢市役所を訪問。同部が全日本吹奏楽コンクール東日本大会で金賞を受賞したことを種市市長へ報告しました。

 

今年の全日本吹奏楽コンクール地区大会・青森県大会では1位金賞を受賞し、初出場の東北大会でも金賞受賞。この快進撃を続けてきた第一中学校吹奏楽部が、10月11日に群馬県で開催された実質的な全国大会であり最後の大舞台、東日本大会 中学校の部に初めて出場しました。各支部を勝ち抜いた30団体はいずれも強豪ぞろい。2・3年生のみで出場した第一中学校は、全出場団体中最少の17人。出場人数の上限である30人の約半分の人数で、地区大会から続ける難易度の高い自由曲『秘儀Ⅱ』を演奏しました。その結果、審査では集中力の高さと意欲的な演奏などを評価され、堂々の2位金賞を受賞。東日本大会での金賞受賞は、第一中学校初であるばかりでなく、中学・高校を含めて青森県初の快挙となりました。

部員たちを称賛し、顧問や支援者の尽力を労った種市市長は「皆さんの強い思いが最高の演技につながったのでは。三沢の誇りです。おめでとう」と祝福。その後、3年生の部員たちが一人ひとり、これまでの思いや大会での胸中、後輩たちへのメッセージなどを伝えました。3年生で部長の三浦春乃さんは、「楽しく全員が悔いの残らない最高の演奏ができました。夢の舞台に連れて行って金賞を取らせてくれた先生に感謝しています。後輩たちにはこれからも頑張ってほしい」と、その思いを語っていました。

昨年、一昨年のコンクールの成績は地区大会銀賞。3年生は最後の年に「伝説をつくる」と目標を掲げ、部を牽引してきました。少ない人数で難曲に挑み、2月からひたすら曲と向き合い練習を重ね、見事堂々たる快挙を達成。大きな伝説を残した第一中学校吹奏楽部は、心からの笑顔で喜びを分かち合っていました。