「笑顔で踊りたい」。チームワークを大切に、全員で力を合わせて全国大会へ

12月4日、上久保ダンスバトンクラブのメンバー13人とコーチの下舘舞さん、坂本さやかさん、保護者らが三沢市役所を訪問。第43回マーチングバンド・バトントワーリング東北大会で2位入賞を果たし、全国大会出場が決定したことを種市市長へ報告しました。

 

もともと上久保小学校の部活動だった同クラブは、平成19年にスポーツ少年団となり、ダンスやバレエのレッスンも取り入れた今年度からは名称を『上久保ダンスバトンクラブ』に変更。主にバトンは下舘さんが、ダンスや振り付けについては坂本さんがコーチを務め、上久保小学校を中心に4年生から6年生までの13人で練習を重ねてきました。そして、9月の青森県大会を経て、11月2日に仙台市のグランディ21セキスイハイムスーパーアリーナで開催された第43回マーチングバンド・バトントワーリング東北大会へ出場。「アラジンと魔法のランプ」を題材とした演技で、バトントワーリング一般部門U-12の部2位入賞を果たし、全国大会出場が決定しました。

勝敗にこだわらず、子どもたちの精神力育成とチームワークを大切に、メンバー全員での大会出場を方針として活動してきた上久保ダンスバトンクラブ。その成果が実り、東北大会では約3分間の演技中、一度もバトンを落とさず会心の演技を披露できたとのことです。これから挑む大舞台は、12月14日に千葉市幕張メッセで開催される第42回バトントワーリング全国大会。「踊っている私たちも見ている人たちも楽しくなるよう笑顔で踊りたいです」。メンバーを代表して全国大会への抱負を語った水野結夢さん(6年)。コーチの下舘さんと坂本さんも、それぞれ「全国大会でも悔いの残らない演技をするため練習に励みたい」「これまでの経験を踏み台として、全国大会の3分間に全てを出し切れるよう頑張り、三沢市に明るい話題を持ち帰りたい」と、意気込みを語りました。その後、メンバーたちは、実際に大会で使用している保護者手作りの衣装で、演技の一部を披露。種市市長は同クラブの東北大会入賞を祝福するとともに、全国大会での健闘に期待を込め激励の言葉を贈りました。